テーブルサンゴが群生しているその上を、ゆっくりと潮の流れに乗って泳いでいく。気持ちのいい昼下がり。
パスツール研究所とは
ルイ・パスツール(近代細菌学の開祖)が、1887年、フランスに設立した民間の公益財団法人です。
パリ本部には、68国籍、2782人(2019年現在)もの研究者や職員がいます。
ルイ・パスツールと北里研究所を作った日本の北里柴三郎博士(日本細菌学の父)は面識があるようですが、僕はその二人が小学校の理科の教科書に載っていたのをなんとなく覚えています。
パスツール研究所は世界最大級の規模を誇り、世界26カ国33の研究所・研究機関の間で国際ネットワークを形成しています。(2016年現在)
また、WHO(世界保健機構)の公式関係団体としても承認されていて、2018年の年間予算はなんと、約358億円にものぼり、その20%(約72億円)がフランス政府からの公的助成金・補助金となっています。もうこれは完全に世界規模で人類のために研究しているほぼ公的な機関と言えそうですね。
https://zaidan.pasteur.jp/institut/index.html
これまでに、10人のノーベル賞受賞者がこのパスツール研究所から出ているというのも
どれだけすごい研究所かわかりますよね。
ちなみに、最近の話でいうと
新型コロナウィルスのワクチン開発を促進するため、厚生労働省が創設に関わっているCEPI(感染症流行対策イノベーション連合、本部:ノルウェー)が、迅速な臨床試験をするために2020年3月20日にパスツール研究所と提携をしました。
↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10369.html
現在、新型コロナのワクチン開発が急がれていますが、見切り発車での使用はやめたほうがいいと思います。
僕だったらワクチンは打ちません。
パスツール研究所のような公平中立的な研究所で、最高レベルの臨床試験をやって「科学的根拠」がちゃんとあるものでないと、副作用の心配なく安心して使う気にならないからです。
政府や企業からどれだけ賠償金をもらったとしても10年後、20年後とかに副作用で苦しむなんてことは嬉しくないですよね。
それよりも、身体の免疫力を高めるものを摂ります。
免疫力を高めるとは、ミトコンドリアを元気にすること
です。
なぜなら、ミトコンドリアはウィルス排除にも大きく関わっているからです。
ミトコンドリア、すごっ!!
気温が高い時にはじぃーっと体内で潜んでいたウィルスも、これから冬になるにつれてここぞとばかりあばれだしてくるようですので、どうぞミトコンドリアを元気にするものを摂って身体の自然免疫力をあげてくださいね。
詳しく知りたい方はこちら
↓
http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/06/85-05-04.pdf
話が少しそれました。
タイトルに「エビデンスレベル」とそれっぽく横文字で書いてしまいましたが、日本語でいうと「科学的根拠」という意味です。
2020年4月25日のヤフーニュースに、アビガンという薬の新型コロナウィルスに対する有効性を調べるため、藤田医科大学で臨床試験をしているという話が出ていましたが、どうやらその臨床試験は最高レベルの臨床試験ではないようなので、「科学的根拠」に乏しく、はっきりした結論は出ないだろうと書かれていました。
最高レベルの臨床試験とは「ランダム化比較試験」です。
このような臨床試験をするには、膨大な時間と費用がかかります。
こんな重大な薬でさえ、ランダム化比較試験がまだなされていないのですから、普通の健康食品においてはほとんどされていないでしょう。
僕個人としては、本当に「有効」かどうか人の身体でちゃんと調べてもいないモノ、また原材料が本当に「安全」かどうかわからないモノを摂り続ける気にはどうしてもなりませんが、みなさんはいかがですか?
なーんて、知った風なことを言ってますが、
このような臨床試験のレベルが存在すること自体、実は1年半前まで僕は知りませんでした。(笑)
みなさんはご存じでしたか?